雪舟えまディナーショー☆レポート

2014/8/2 YukifuneEmma DinerShow Platonic☆Night

雪舟えまファンクラブが立ち上がって約半年、初の主催イベントが開催されました。

会場は、千駄木の超人気食堂「檸檬の実」さん!

雪舟さんのイベントとしては昨年の「バージンれもみ朗読会」に引き続き、二度目のコラボレーションとなりました。

前回は『バージンパンケーキ国分寺』をイメージしたお茶とお菓子のセットでしたが、今回は時間も時間なのでお食事にしましょうか、ということに……

となったらタイトルはディナーショーで決まり!! 当日のアンケートでも、「ディナーショー」という響きに惹かれて来ました、という方が多く、密かにほくそ笑んでおりました。

檸檬の実(通称れもみ)のディナーというだけでときめく我々スタッフでしたが、店主のイダさん、お持ち帰り用のパンもたくさんご用意してくださいました。

 

なんと、雪舟さんをイメージしたパンも! その名も「さわやかな日」。

開場時間になり、どんどんやってくるユキフネーゼたち。

受付ではおみやげの「ムーンせんべい」をおひとりひとつずつ選んでいただきました。

このムーンせんべい、中身がそれぞれ違って、おみくじになっているので「イベントの最後にみんなで開けるのでまだ開けないでください」とアナウンス。

パッケージは『たんぽるぽる』挿絵でもおなじみ、

こばやし雪のさんによる「うさぎのマミィ」です!

開演時間になり、雪舟さんがみなさんにごあいさつをしてディナーショースタート。

このイベントの直前に森鴎外記念館で講師をつとめた親子ワークショップのお話のあと、新刊『プラトニック・プラネッツ』の冒頭部分を朗読されました。

18時、まだ外は明るいなか、ディナーショー開始。

その後、プラプラの装丁に使われた岡本信治郎さんの絵のなかの青虫について。

雪舟さんは昔からセルフイメージのひとつが青虫らしく、(初めて開催したワンマンライブのタイトルも「あおむしロック」!)ブックデザイナーの名久井直子さんはそれを知らないはずなのに、この、青虫のたくさんいる絵を選んでくれたのでとても驚いたそうです。

そんなこぼれ話も飛び出しつつ、引き続き朗読タイム。

『ユリイカ』に掲載された「B級グルメ」特集のアンケート回答、『小説すばる』に掲載された一日の過ごし方のエッセイ、同人誌『Snell』から過去の日記(雪舟さんも久しぶりに読んだそうで、じぶんで笑いながら朗読されていました)、過去につくった俳句「ビョークの料理」が、この熱帯夜、涼しげな声で読まれてゆきました。

 

前半戦ももうすぐ終わり、ということで、ここから質疑応答タイムに突入。

イベントが始まる前の打ち合わせでは「質問はないときもあるからね〜」などと話していた我々でしたが、いざ始まると手が挙がる挙がる! さすがファンクラブ会員のみなさま……と、頼もしく見守っておりました。

「なぜBL小説を書こうと思ったのか?」

「雪舟さんが影響を受けた作家は?」

「最近の短歌活動は?」

「タラチネ・ドリーム・マインにおける『タラチネ』の意味は?」

「プラプラはどういう順番で書かれたか?」

などなど、鋭い質問にひとつひとつ丁寧に答えていく雪舟さん。

答えは会場に来てくださった方の特典ということでこちらでは伏せますが、気になる方はまた別の機会にぜひ聞いてみてくださいね。

 

と、ここで前半終了。待ちに待ったディナーが運ばれてきました!

満月キッシュ、サラダ、ゴーヤ・パプリカのマリネ、

ローズヒップとハイビスカスの冷たいお茶と合わせて彩り抜群!

マリネ二種は、雪舟さん自ら会場を回って盛りつけてくれました。小さな会場で移動もなかなか難しかったのですが、お客様たちの温かな連携プレーの末、ぶじお料理が行き渡りました。

 

れもみの素晴らしいお料理を楽しみつつ、しばし歓談タイム。

会場の端の方から順に、自己紹介や、雪舟さんのファンになったきっかけなど、ファンミーティングらしいお話をいろいろ伺えました。

残念ながら半分の方までいったところでタイムアップ!(ホッとした方もいたかな? と雪舟さん)引き続きお料理をいただきながら、ショーは後半戦に突入しました。

「食べながらパフォーマンスを見る、この状態が本来のディナーショーですね」と雪舟さん。

マリネ二種を盛りつけたときの名残で、

頭にかわいい手ぬぐいをつけた給食当番風の雪舟さん。

いつの間にか陽も落ちてすっかり夜に。

後半は予約時にお受けしたリクエスト演目から。

人気のあまりもはや定番となった歌と朗読の「柳ジョージへの手紙」、ラップ曲「魔法使いの夜」、イヤフォンで原曲を聴きながら歌う雪舟さんの様子にみんな釘付けでした。

 

会も終わりに差しかかり、お待たせしました! ムーンせんべい開封タイムです。

その前におさらい……ということで、テキスト「ムーンせんべい」が朗読されました。

 

ムーンせんべい。三日月、上弦、満月、十六夜など月の満ち欠けのかたちのせんべいが一箱に一枚入っている。どの形が入ってるかはわからず、「新月」として空っぽのこともある。その「新月」こそが当たりで、幸運を呼ぶんだそうだ。何箱かにひとつはカラで良いなんて菓子会社の陰謀だね、といわれながらも月の港の代表的なおみやげである。私は三日月があたり、食べるところがほとんどなかった。友だちは満月があたって、おなかがいっぱいになったそうだ。(雪舟えま歌集『たんぽるぽる』より)

「では、開けてください!」

みなさんに行き渡った箱のなかには、れもみ特製チーズたっぷりのムーンせんべい三日月、上弦、満月、十六夜……そして当たりの新月の方がおひとり! いらっしゃいました!

テキストの中では「空っぽ」の新月ですが、今回は特別に、雪舟さんから小樽みやげのガラスの箸置きが封入されていました。

これには当たったお客様も大喜び。ディナーショーいちばんの盛り上がりとなりました。

 

終演の時間が近づいてきましたが、せっかくの機会なので……と、最後にジュテーム★マミィのタロット占いタイム!

みなさんに占いを見られても構わない方限定で、というお声かけに手を挙げてくださったお客様、相談内容はなんと飼われている二匹の猫のこと。

「猫を占うのは初めてです」と雪舟さんも楽しそうにタロットをシャッフルし、一枚ずつ読み解いていきます。

「この猫さんは、こう思っているのでは?」という雪舟さんの問いかけに「そうなんです! そうなんです!」と首を振る相談者さん。

まわりのお客様からも「おおー!」という声があがり、楽しいひとときとなりました。

時間の都合でおひとりしかみてもらえませんでしたが、きっと今後もイベントなどで占っていただける機会があるかと思いますので、乞うご期待。

 

そんなこんなで20時をまわり、ご希望の方はサインやお話など……ということでゆるっとお開きに。

みなさん、雪舟さんへの熱い想いを抱えていらっしゃる様子で、ファンクラブ管理人としてはなんともぐっとくる光景でした。

 

階下に降りると、イダさんがご用意してくださった数々のパンに加えて、「帰り道にいかがですか?」と焼き立てのシナモンロールが!!

粋な計らいに、ついついお財布の紐がゆるんでしまった方も多かったようで、たくさんのパンがみなさまのもとに旅立って行ったそうです。

(もちろん雪舟さんもたくさんご購入されていましたよ!)

 

ファンクラブとしては初めてのイベントだった今回のディナーショー、どうなることかと内心びびっているところもあったのですが、アンケートやツイッターなどでのお客様の反応もよく、ほっとしながら千駄木の駅へ……すると、当日ご来場くださっていたシンガーソングライターの穂高亜希子さんとばったり。

「ちょうど良かった、見せたいものがあるんです!」

と連れられた先には……

光っていて見えづらいですが、千駄木の駅名表示です。

そして、そのまわりには……

「ムーンせんべいだ!」

そう、偶然にも、ホームの壁にいろいろな形の月のイラストが描かれていたのです。

ツイッターで雪舟さんに報告したところ、

「あらワオ! こうゆうの見ると、今日のイベントをこの街でやったこと、すべてOKだったんだよって 宇宙にいわれてるみたいに感じます。」

と返信が……本当ですね。

わたしもこれを見たとき、思い切ってファンクラブイベントを企画してみて良かったなぁと心の底から思いました。

 

 

最後になりますが、ディナーショーに来てくださったみなさま、気にかけてくださったみなさま、スタッフのみなさま、そしてイダさんと雪舟さん、楽しい一夜をどうもありがとうございました!!

また続々と楽しいことを企画中ですので、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。